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●県立図書館講座

 長崎ゆかりの文学や郷土長崎に関連するテーマのもと、図書館活動の活性化の一環として、広く県民に図書館の利用を促すとともに、生涯学習の場を提供いたします。
 参加費は無料です。多くの方のご参加をお待ちしております。
 事前申し込みは不要です。直接会場へお越しください。


平成28年度

第3回図書館講座ポスター 第3回   
  講 演 「長崎の俳句」
  講 師 野中亮介氏(俳人・「花鶏(あとり)」主宰)
  日 時 平成29年2月12日(日)13時30分から15時30分

 【野中先生からのメッセージ】
  長崎は日本でもユニークな歴史を持つ土地のひとつです。さらにそれは県南北、あるいは五島、壱岐・対馬という島々などの位置的な環境からもさまざまな顔を見せてくれます。中世の平戸を中心としたポルトガルなどとの交易、さらにはキリスト教との関わり合い。それに纏わる悲しい歴史を発端として、近世の鎖国、さらに出島という特異な存在に関わる文化。そして忘れることのできない悲しい殉教の物語。近代に入ってからは、世界文化遺産として人気を博している端島炭鉱をはじめとした近代産業の黎明。加えてそれ故に標的とされた原爆投下という惨状と、そこからの見事な復活。このように簡単に見渡してみただけでも、歴史を縦軸に、地理的環境を横軸に取って詠みおとされた長崎の俳句は多彩です。今回はその一端をご紹介できれば、と思っております。


講師プロフィール
 野中亮介(のなか・りょうすけ)氏(俳人・「花鶏(あとり)」主宰)
 1957年福岡県生まれ。1978年「馬醉木」入門。水原秋櫻子に師事。1995年第10回俳句研究賞・馬醉木賞受賞。1996年福岡市文学賞受賞。2001年「花鶏(あとり)」を創刊主宰。著書に、句集『風の木』(角川書店)、鑑賞読本『俳句こころ遊び』(実業之日本社)、『俳句実作入門講座』(共著 角川書店)、『鑑賞 女性俳句の世界』(共著 角川学芸出版)、『林翔の一〇〇句を読む』(共著 飯塚書店)など多数。